とどまることのない心の震えを「WHITE ALBUM2」で

ぼくは気になるアニメをnasneに録画して週末に見ている。今期、2013年10月期で確実に見ると決めていたのは「WHITE ALBUM2」と7月から引き続き見ている「物語シリーズ」である。

今日は「WHITE ALBUM2」を見たのだが、これがとても素晴らしい。ぼくは2010年春のPC版「WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~」、2011年冬の「WHITE ALBUM2 〜closing chapter〜」、さらに2012年冬のPS3版もやっている。千晶ルートや小春ルートは何回やったか分からないくらいだ。「〜coda〜」での雪菜やかずさのルートは苦しすぎて何度もできなくて、ハードが変わるたびに1回ずつやっているだけだ。

今回のアニメはintroductory chapterということだが、物語の進行は新しく、ひとつひとつのシーンに見入ってしまう。ゲームの静止画ではなく、アニメの動く表情は感情以上のものを感じる。ぼくのように何回もゲームをやっている人にとっても、すべてが新しく見える。物語を知っているからこそ本当の感動を得ることができるというのが、岩崎夏海の「小説の読み方の教科書」でも論じられているのだけれど、まさにぼくにとってのこの「WHITE ALBUM2」が、そのものだと感じる。

ぼくは11月24日の「WHITE ALBUM2コンサート」に参加することが決まっている。実は2月のライブにも当選して、歌の素晴らしさを感じている。そして11月28日発売のPS VITA版も予約済みだ。2010年から数えて4回目の冬も、ぼくは「WHITE ALBUM2」で心を震わせる。