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「僕だけがいない街」(三部けい)を読んでいる。

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普段は本を1、2週間分気になったのをまとめて買うのだけれど、発売が分かったらすぐに買う漫画のひとつに「僕だけがいない街」がある。息を飲むサスペンス、という触れ込みの通り、ページをめくるたびにドキドキする。コマの流れ、ページごとの時間の流れがよく計算されているように思う。
 
ジャンルとしてはサスペンスというのかもしれないけれど、いわゆるタイムトラベルものである。「現在」で事件が起こり、その事件が主人公の過去と関係がある。主人公がその過去をやり直すことができたことをきっかけに変化する「現在」。その「現在」に戻ってきた主人公はいかに、というのが最新刊の3巻までの状況なのであるが、事件の詳細は書かない方が良いだろう。
 
ぼくはタイムトラベルの話しが好きで、今までもいくつかの作品を読んでいる。最近の作品でいうと、「時をかける少女」「シュタインズゲート」「リライト」「俺が童貞を捨てたら死ぬ件について」などを思い出すけれど、ひもとけばもっとありそうだ。この辺の作品を知っていて好きだという人は、「僕だけがいない街」もきっと楽しめると思う。
 
過去と現在と未来の因果関係とか、過去が未来に影響する、未来が変わる、未来を変える。ぼくはそんな物語に身震いをしてしまう。フィクションらしいフィクションというか、例えば人を殺すことはあり得るけれど、時間を超越することは絶対にありえない。現実は時間の因果関係には抗うことができない。物語だからそれができて、人間の創造力だけしかたどり着けない物語が、ぼくは好きなのだ。