職住近接が始まった。

 今日は引っ越し後の初出勤であった。今までは満員電車を避けるために朝6時くらいに起きて寝ぼけたまま出掛け、徒歩20分弱、電車20分弱かけて会社の近くまで行って、ファーストフードや喫茶店で過ごすという毎日過ごしてきた。
 そして今日、引っ越してすでに会社まで20分圏内にいるぼくは、7時くらいに起きて、何もすることがなくて、マットレスの上でぼんやりしていた。
 近くに住んでいるからといって朝から出掛けちゃいけないわけではないので、今後どうしていくか分からないが、とりあえず今日は、昨日TSUTAYAで借りてきた映画「スティーブ・ジョブズ」を半分くらい見て、会社に行く時間となった。6時くらいに起きれば、映画を1本見て会社に行けることになるし、本も1冊ないし半分程度は読むことが出来る。
 朝の電車が嫌だから会社に行くのが辛くて絶望するということはなくなった。それがなくなったこれからは、時間を持てあましてしまうことによって余計なことを考えすぎて絶望することになるのかもしれない。
 今に絶望して、今を切望する。これからのぼくが希望をもつ方法は、なんだろう。