面白い話しをして、面白いことを書きたい。   

 面白い話しをしたい。面白いことを書きたい。ぼくは自分に甘かった。一人でなんでもやっていれば、ぼくに対して否定どころか、文句や悪口を思う人なんて誰もいるわけがなく、ただただ甘い世界に居たのだと思う。
 別に今日、なにか否定されたわけではないけれど、ぼくの考えていることやぼくの書いているようなことは、とても格好わるいということに気づかされた。自分がやっていたことは、つまらない自己言及だったのではないかと気づかされたのだ。
 人が読んだり聞かされてもっとも面白いと思うことは、他人の自己言及や他人が語る夢物語である。もっとも面白いか、まったく面白くないかの2極であるといって良いだろう。だから、あまり自分の話しをしない人は、自分の自己言及がまったく面白くないということを知っているか、そう思われることを恐れている人である。もしくは自分の話はしないように教育、押しつけられてきたということもあるだろう。他人の話ばっかりで、文句しか出てこない人もそれにあたるだろうか。物事を考えるということは、否定して自分の思うとおりに考えることだと思っている人も、そうかもしれない。
 ぼくはこのブログでは、もっとも面白いことにチャレンジしているつもりだった。しかし面白いということが分かっていないのだから、もし面白いと思ってもらえることがあるとしても、ぼくにとってそれは偶然である。いつかは、面白いことを書いているのに、それに気づけない人が馬鹿だと思えるくらい、面白い人になりたいものだ。