歴史を学ぶこと。

 歴史知ると、人の心や行動の理由が分かる。また歴史の出来事でさえももちろん、それより前の歴史に遡ることで、なぜそれが起こったのかが見えてくる。
 しかもその本質は、何回同じようなことが起こっても、歴史は繰り返していく。
 本の名前も内容も不確かなのだけれど、70年周期でみると、同じようなことを繰り返しているといわれている。Googleで「70年周期 歴史」と入力すると、多くの説が出てくる。
 これは人間の世代として、子供と老人を除くと70年くらいで一世代がまわるということである。人は反省できないのではなくて、歴史を知り反省する人もいるけれど、そうでないほうが得だと思う人の方が強くなり、結局すこし異なる形で歴史を繰り返すことになるのだと考えられる。だからどの世代でも歴史を知り、そらみたことかと言っている人がいれば、歴史の波に翻弄される人がいる。
 歴史を学ぶと、それまでの経緯と、また今までに起こったことから未来を予測することができる。完全でないにしても、避けるべきは避けることができるようになるし、見習う点は未来にも続けていくべきだと捉えることができるようになる。このように、どんなことを学ぶにも、まずその歴史を知るべきだという点において、歴史は学問の祖ともいえるだろう。