「おもしろさ」を見抜く。そして作り出す。(岩崎夏海クリエイター塾)

 「岩崎夏海クリエイター塾」という、岩崎夏海さんが人生で身につけてきたクリエイトの方法論を教える塾に通い始めた。元々はお笑いスクールでやっていたことを、お笑いに特化せずに広めたいという思いがあって始められたそうである。ぼくは岩崎夏海さんのメルマガをずっと読んでいて、今回のクリエイター塾を知ってすぐに申し込んだ。

 ぼくはプロのクリエイターではない。ぼくは言葉が話せるから話していて、日本語が書けるから日本語で書いているだけだ。しかしクリエイトすることがおもしろいと思い、おもしろい人とはクリエイティブな人だと思っていた。だからアクセス数もそう増えるわけでもないブログを毎日懲りずに書いているのだろう。このブログに関わらず、自分がおもしろい人間になりたいと考えたとき、クリエイティブな人というものが分かっていないということに気づくのだ。

 ぼくはおもしろい人間になりたかった。子どもの頃から、期待されてもいないのに、おもしろいことを言いたいと思っていた。相手がおもしろいと思うと思うことを考えながら過ごしていて、実際におもしろい人と言われていたことを覚えている。今でもたまに言われることがあるけれど、おそらくそれは、変わったことを言っているという意味でのおもしろさなのだと思う。また、仕事など色々なことを前向きにやっている姿がおもしろいと言われているような気もする。

 ぼくはそんな、ぼく自身が変わっている人間かもしれないとか、そういうことではなく、もっとわかりやすくおもしろくなりたい。わかりやすいとは、本能に訴えるようなものだろうか。そのためには、おもしろさを見抜き、おもしろさを作り出す必要がある。天然ではいけないのだ。

 「岩崎夏海クリエイター塾」はこれから半年、12月まで続く。学んだことは少しずつブログに書きながら振り返っていくつもりである。本当は人と話せるとその人の反応を見られるので、その場で自分の伝え方を修正したりもできる。そうやって自分自身も学び、人に貢献していけるのが理想である。