向き合っていれば、思いつく。

 小説を書いている。その傍ら、短歌を詠んでいる。最近このブログが緩い感じなのは、小説や短歌を優先してしまっているからなのだけれど、ブログには小説や短歌を書くこと自体についても書きたいと思っている。なぜ、こんなことをやっているか。自分でも分からないから、ブログでそれが見えてくるといいなと。

 ぼくは、小説家や小説家の卵が出てきたり、何かを作っている人が登場人物として出てくる小説が好きなので、自分なり創作の感覚がそのまま自分の作品の登場人物に反映させられる日がくるといいなと期待している部分もある。

 小説については、去年くらいに勢いで「小説家になろう」に投稿していて、あまり納得がいかなかったけれど、それ以来、小説を書くのは楽しいと思った。以前書いていたブログでも、小説のようなものを書いていたので、ずっと前から小説を書きたいと思っていたけど継続して書けていなかったのだ。書いていなかったときのことなんて、いまさら言っても仕方ないのだけれど、ブログを毎日書けるようになったやり方で、小説も継続していければいいと思っている。

 それで今は毎日一度は自分が書いている小説のことを考える時間を作っている。ただ眺めるだけかもしれないし、思いつきの文章を書いておくだけでも、小説のことを考えて、頭のなかの世界の広げている。向き合って考えれば何か思いつくというのは、このブログで学んだことである。

 それから短歌について。これも投稿しまくっていたときがある。短歌を繋げて短い物語を綴るということなどを試していたのだけれど、今読むと、浅はかだったと思うところもある。しかし一度やったことならやり直しが効く。アイディアは小説になって生き返るかもしれない。最近は、インターネットの歌会に投稿して、他の人の短歌を評価をしたり、自分の短歌を評価をしてもらったりしている。最初は怖かったけれど、他の人の短歌を真剣に読むことを覚えたし、自分の短歌が読まれているという実感がとてもうれしいので、これからも続けたいと思っている。