「おねがいツインズ」を観た。

 「おねがいティーチャー」がおもしろすぎたことから、引き続いて「おねがいツインズ」を観た。昨日ブルーレイボックスが届いて、今日全話を一気にみた。一気に見ずにいられなかった。全13話で6時間くらい、まったく飽きずに観切ってしまった。だからブログを書く時間も、ほとんどなくなってしまっている。
 
 テレビアニメは週に1回放送されるものだから、1話毎に1週間空くことが前提に作られると思うのだけれど、「おねがい」シリーズは特に毎回しっかりと追い込む形で終わるので、1話毎に頭がいっぱいいっぱいになる。リアルタイムに観ていれば、1週間悶々とできるところを連続で流すので、感情の高低が激しい。実際にはブルーレイ1枚目が6話で終わったので、2枚目に進む前に間にランニングにでかけることで、悶々した感じを振り切ることができたかもしれない。
 
 続きが気になる物語は、本当は終わって欲しくないと思ってしまう。だからぼくは、最後まで観たくなくなってしまうこともある。「おねがいティーチャー」のときは、最後まで見るのに3週間くらいかかった。今回は、そうなりそうな覚悟をしていた。「おねがいティーチャー」を観ていたから、どんな展開でもどんとこいという気持ちもあったと思う。
 
 それにしても、「おねがいティーチャー」も「おねがいツインズ」も、近頃のアニメではなかなか見ることができない展開だと思った。「エルフェンリート」のときも思ったけれど、アニメ1クールの物語の展開と手法は、すでに出尽くされているのかもしれない。もうこれほどに面白いものにならないのだろうか。今偶然「エルフェンリート」を思い出したけれど、ぼくが見ていない「進撃の巨人」なんかのイメージ映像やら話題を聞くと、似てるのかどうかは知らないけれど、物語の理不尽さみたいなものを感じて「エルフェンリート」をまた観たくなったりする。「エルフェンリート」は、簡単には解説できないけれど、とても面白い作品だった。
 
 ぼくは新しいもの好きで、それは映像がHD解像度で綺麗だというのもあるけれど、かつてのSD解像度でも十分すぎるくらい感動するのだから、画質の問題ではないのだと思えてきた。