マッサージに行ってきた。& 「愚の骨頂」(中村うさぎ マツコ・デラックス)

今週1週間、徐々に風邪が回復するどころかどんどん酷くなり、肩こりが酷くってきて、今日はさらに頭痛まで出てきた。
 
そこで今日は意を決して自宅の近くのマッサージを受けてきた。40分で1980円という良心的な価格のマッサージ。割と前からあることと、近くにもう1店舗あるということから、きっと悪くはないのだろうと思い、店に入った。するとすでに施術中の人がおり、声をかけていいのかどうか迷って、なんなら逃げようと思ったけれど、すみませんと声をかけた。予約をしていなかったけれど、その場で1時間後くらいに予約ができたので、近くのマックで待っていることにした。
 
こうしてマックに行ったものの、食べたいものがない。コーヒーだけというのも気が引ける、というマックの戦略に負けて何を頼もうかと迷ったあげく、三角マロンパイにした。合計200円。三角マロンパイはサクサクでおいしかった。今後も食べられる。マックでは中村うさぎマツコ・デラックスの対談本(「愚の骨頂」)を読みながら過ごした。二人の話しに考えさせられる。往復書簡という方法を取っているので、お互いの理解の「間違い」がリアルタイムに直されないところが特におもしろい。お互いに少しずつずれているけれど、だからこそ、相手の言葉に乗っからずに自分の言葉で闘っている。二人ともマイノリティの晒し者であり、ぼくたちのような普通の人、マイノリティになれない人間から消費される存在だということ。また、プロバカンダの弊害をぼくもようやく理解した。特定の消費を一般化するマスコミのやり方がよくわかった。ちきりんやイケダハヤトなど、比べてはいけないけれど、彼らを嫌いというか批判する人がいいたいことが、よくわかる。特別であり奇遇な人生を歩む隠れて存在するべき人が、普通の人間を扇動してはいけない。極端な話し、イチローが「君も僕になれる」と声高らかに語り扇動するのは良くない。そんなこと本当に有能な人はわかっているからしないのだけれど。一部の異常な消費活動を、儲けのために扇動するのは、明らかに良くないこと。それをマスコミや新聞までもが煽る世の中が、いいわけがない。
 
ぼくはマックの三角マロンパイとコーヒーで、マジョリティライフを謳歌した。
 
肝心のマッサージは、とても気持ちが良かった。体脂肪があまりなく筋肉になっているので、一部とても痛いところがあった。肩凝りが抜けていく感じは、やみつきになりそうだ。どのくらいのスパンで通うべきかは分からないけれど、この値段であれば、月に何回か行っても問題ない。もしかしたらもっと良いところがあるかもしれないとも考える。休日の過ごし方に、マッサージが加わった。