モノを持たない暮らし方(4)

「持たない生活」をしている人たちのブログを見ていた。シンプルライフを謳っているブログの雰囲気がガチャガチャ広告だらけで全然シンプルじゃないというのはさておき、モノがない生活というのは、潔くてすがすがしく見える。

いくつかのブログを読みながら考えてみたことというと、もし、モノを持たない生活を始めるとしたら、最初は一旦全て捨ててから必要なものを1から揃えていく、もしくは、一旦全て箱に入れて部屋の片隅に追いやり必要なものから出していき、1ヶ月したら捨てるといったやり方が手っ取り早そうだ。最初の段階でも部屋の隅に縦に積める分しか持たないように制限をつけてみるなど、できることはある。

具体的には、机のサイドにあるラックや、小さなカゴに入っている小物を全て1つの箱に入れてしまう。1つの箱の中に、小箱をいくつか入れることで区分けをする。1度取り出したモノは、専用の小箱に入れることで「使うモノ」とし、半年後に残りの小箱に入っているモノは捨てる。

これから「箱」を探すのだが、この箱は気に入ったモノにしたい。すこし考えているのは、その箱を普段は椅子にできるような、見栄えがよく耐性が強い箱が欲しい。

「持たない生活」は「お金を使わない生活」ではない。目的が違う。「持たない生活」が結果的に「お金を使わない」が達成されるかもしれないけれど、持つべきモノは持つ。毎日必要になるモノは好きなモノを持つことで、家にいる生活をいきいきさせたいのだ。

ぼくが「モノを持たない生活」を目指す一番の目的は、ひとりで居られる家にすることなのだから。