「四日間の奇蹟」浅倉卓弥

ネタがバレないように書きたいと思う。(頑張る)

「このミステリーがすごい」で大賞に輝いた浅倉卓弥氏のデビュー作。

新しいミステリィはないかな、と探していたら、

四日間の奇蹟」というミステリィを思わせないタイトルを目にして、

思わず手に取ってしまった。

読み始めたら、いつの間にか読み終わっていた。

僕自身、ミステリィというジャンルを捉えきれていないが、

そんな固定観念など持たない方が楽しめると思う。


本書は「成就、終焉、再生」がテーマである。

設定としては、小説といえど特殊な環境下に置かれている。

むしろ、そこがミステリィなわけで、

結果がどうあれ、全体的にミステリィな話であった。


心は自分のもので、それを取り巻く身体という物質があるから、

他人との関わりが生まれる。

だから心は変化する。

身体という物質が取り巻いているから、心は孤独だと感じる。

心と体が離されたときに、心は本当の孤独を知る。


P.S.内容が分からないように書くのは難しい。(^-^;)