労働の変化

久しぶりに遅くまで仕事をして、このブログも電車内で書いている。 このブログを始める前は、たびたび徹夜したりしていたものだけど、この一年は何故か、あまり遅くなることがなかった。やっぱり仕事は長時間やるもんじゃないなと感じるけれど、これが続くと…

物欲がなくなり、物を持つことが趣味になろうとしている。

ぼくは物欲がなくなっている。それはシンプルな生活をしたいとか、物を持っていても使わないことに気づいたとか、物を見るとその物について考えてしまうとか、理由をあれこれ考えていたのだけれど、もっと単純なことがわかったかもしれない。それは、物欲が…

眠れぬ夜とバイノーラル・ビート

寝付きはとてもいいのだけれど、夜中に何回も起きてしまう。ぼくが起きると猫が起きて、すこし興奮してしまうのでしばらく眠れない。最近毎日こんな感じなので、23時には寝始めたいと思っているのだが、なかなかそうもいかない現実がある。 もう半年くらいに…

「School Days」惨劇に至った理由

作品を知っている人にしかわからない内容で申し訳ないと思いつつ。一昨日書いていた「School Days」の最終回の話し。 最終回では主人公がヒロインに殺され、その後ヒロインも殺されたのだけど、主人公はどこかで読んで知っていた気がしていた。しかしヒロイ…

感動を取りもどす。

ぼくはゲームを楽しめなくなっていたけれど、ときに楽しめるときがある。それは、楽しめるゲームをやっているからではなくて、ゲームをやっているときの心の在り方にあるのではないかと気づいた。 ぼくは感動というものを忘れているように思える。感動という…

うつうつしい1日

うつうつしい気持ちがうつの物語を呼ぶ。そんな日であった。 今朝暑いなか、用事ついでにTSUTAYAに寄って「School Days」というアニメをレンタルしてしまい、1日かけて観ている。噂では、最終話がテレビで放映されなかった言われているくらい過激な作品だと…

しあわせ

ぼくのように普通に生きている人間が、毎日何かを書かざるを得ないと思いつらつらと書いているのだから、世の中には同じような感覚の人がたくさんいるんだと思っている。しかし多くの人はそれを言葉にできないで、もちろん書くことなどできず、ただ死にたい…

コミュニケーション能力とは何か。 / 「街場の共同体論」(内田樹)

内田樹の「街場の共同体論」を読んでいたのだけれど、「コミュニケーション能力」について、とても腑に落ちる話があった。 ぼくにとって内田樹は、いろいろなことを腑に落ちるように教えてくれる。しかし安心して腑に落ちていってしまうので、継続して読まな…

自分がないということの不思議

先日会社にいることの不思議ということを書いたのだけれど、不思議さの解明が少し進んだので、続きを書いてみようと思う。 ぼくは恐らく小学校くらいの学年や先生というものを意識し始めたときから、縦の人間関係に違和感を持っていた。また、もっと幼い幼稚…

映画「アナと雪の女王」を観た。

映画「アナと雪の女王」を観た。 興行収入が日本歴代3位(今は2位?)となるほど多くの人が映画館で観て、またBlu-rayも100万枚を超えているそうだ。これだけ多くの人が観るだけあって、やはりとても面白い作品であった。ときおりミュージカル風になるときの…

会社にいることの不思議

いまいち消化できていないことを書いたので支離滅裂な部分もありそうだが、定点観測として残しておこうと思う。 ぼくはもう会社につとめて10年くらいになるが、今でも会社にいることが不思議なのだ。会社にいることを表明したいがために会社にいるのだとさえ…

換骨奪胎。構造を見抜き、他に置き換える。

換骨奪胎とは、物事の構造を抜き取り他の事柄に置き換えることをいう。 大辞林:〔「冷斎夜話」による。骨を取り換え,胎児を取って使う意〕 古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら,独自の作品を作り上げること。また,他人の作品の焼き直しの意にも用…

歴史を学ぶこと。

歴史知ると、人の心や行動の理由が分かる。また歴史の出来事でさえももちろん、それより前の歴史に遡ることで、なぜそれが起こったのかが見えてくる。 しかもその本質は、何回同じようなことが起こっても、歴史は繰り返していく。 本の名前も内容も不確かな…

映画「二十四の瞳」を観た。

昨日の夜と今日の夜、2日に分けて映画「二十四の瞳」を観た。何度も映像化されているようであるが、ぼくが観たのは1954年に公開されたオリジナルの2007年デジタルリマスター版である。音声も聞こえやすくしてあるようだが、字幕と一緒に観ることにした。 映…

名作は面白い

何年前の作品を古典というのか、よくわかっていないのだけれど、古い小説や映画が気になっている。今までは、古い小説の文体が読みにくいとか、古い作品を観るくらいなら、それらを踏み台にした新しい作品を観たいと思っていた。しかし最近になって、古い作…

労働時間が減っていく。

ぼくが勤めている会社では、今年度から労働時間の管理を徹底するようになってきた。今でもプロジェクトによっては労働時間が長い時期もある。それでも基本方針としてはそれなりにまともな会社であったのに、今年度からはっきりと変わってきた。高度成長期か…

オークションは心を消耗する。

久しぶりにオークションへの出品を始めてみた。家の中の物を捨ててきた結果いまだに捨てられないものがある。これらは自分のなかで多少なりとも価値があると思っているものなのだと思い、捨てるのもどうかと思うけれど、手放しても良いと思う物からオークシ…

何度でも自分を捉え直す。

流行だろうと関係ない。ようやく自分が信じられるかもしれない心理学に出会ったのだ。 ぼくはアドラー心理学に出会ってから、今まで心理学としてみていたものが、すこしも理解できていなかったことに気づいた。なぜなら、アドラー心理学があまりにも理解でき…

空気のような存在

人と関わるということは、自分になにかしら影響するということだ。気心が知れていたり、いて当たり前のような、いないと生きていけないといったような、「空気のような存在」だとしても、「空気」として「存在」する。 ぼくはこの「空気のような存在」といい…

物に気が向いてしまう。

起きたら23時を回っていた。昼過ぎまで寝て、棚を片付ける。引っ越しに向けて、捨てられないけど保管しておきたいものは、とりあえず1年minikuraに預けようと考え、まとめていた。 昨年の夏にも一部のCDと本はminikuraに預けていて、今は5箱分預けていて月10…

生きづらさを語る。(2)

今日本屋で見けかて、パラッと読んだだけで買わなかった本がある。そのタイトルがなんだったのか思い出せないので、なんとか思い出せるキーワードだけ書いてみる。 ・日記とは「生きづらさ」を書くものだ(?) ・とにかく自分のことを書いて、作文の練習を…

生きづらさを語る。/ 「方丈記」(鴨長明)

生きづらさみたいなものは、人がそれぞれ持つ個性のようなものである。それゆえ自分の生きづらさのようなものを書くということは、自分の個性を語ることだといえる。生きづらさだけでなく、そのなかでどう生きているかを書くこともまた、自分の個性を語って…

インターネットで何を見ているか。

アクセス数からしてまったく影響力のないブログである上に、ブログを書いている自分がブログについて書くのは恥ずかしいのだけれど、今日はブログなどのインターネットに書かれることについて考えさせられた。 ぼくはブログに限らず、Twitterなど、個人が発…

ループと成長の行く末は。「All You Need Is Kill」(原作:桜坂洋、漫画:小畑健)を読んだ。

トム・クルーズ主演でハリウッド映画化しているライトノベル原作を漫画化した「All You Need Is Kill」(オール・ユー・ニード・イズ・キル)を読んだ。「Death Note」や「バクマン」、「ヒカルの碁」の小畑健による迫力のある絵と、物語のスピード感が良く…

辿り着きたい場所の高さを知る。

勉強をしたり人から教えを請うと、自分では考えられなかったことに気づかされる。そのときは興奮状態であることもあり、これを聞いたからに自分にもできるのではないかと、意気揚々と歩き出そうとする。 しかし立ち止まってみると、縦に細長い土台の上に立っ…

「おもしろさ」を見抜く。そして作り出す。(岩崎夏海クリエイター塾)

「岩崎夏海クリエイター塾」という、岩崎夏海さんが人生で身につけてきたクリエイトの方法論を教える塾に通い始めた。元々はお笑いスクールでやっていたことを、お笑いに特化せずに広めたいという思いがあって始められたそうである。ぼくは岩崎夏海さんのメ…

映画「ノーカントリー」を観た。

映画「ノーカントリー」を観た。 邦題は「ノーカントリー」だが、英語のタイトルは「No Country for old men」、日本語に訳すと「老人が住む国はない」である。 舞台は1980年代の西テキサス州で、ジャンルはメキシコとの国境がある西テキサスという土地と当…

自分がない。

あるとない。内側と外側。円を見るぼくは、円の中と円の外の世界を認識する。 ぼくはできるだけ、自分に関わることはすべて、納得して理解したいと思いながら過ごしている。 理解したいという思いが強いからなのか、それとも排他的な考え方が苦手なのだろう…

地に足がついた考え方

地に足のついた考えというものは、しっくりきて気持ちがいい。地に足がついた考えとは、ぱっと煌めく新しい考え方ではないし、こうだという結論がないということでもある。確かにある状況を、その状況なりに生きていく。終わってしまった過去から、不確かな…

疲れたから、片付けをする。

ただの日記です。疲れてしまったのか、朝から身体が動かず、昼前まで寝てしまった。起きた後は、思い立って片付けを始めた。大晦日くらいにしか見直すことのない押入に着手。昨年末からちょうど半年が経つということもあり、押入の中身を捨てる閾を1つ超えた…