オークションは心を消耗する。

 久しぶりにオークションへの出品を始めてみた。家の中の物を捨ててきた結果いまだに捨てられないものがある。これらは自分のなかで多少なりとも価値があると思っているものなのだと思い、捨てるのもどうかと思うけれど、手放しても良いと思う物からオークションに出品し始めた。

 出品している物の例を出せば、今は使っていないパソコンだったり、限定版のCDやDVD、限定だからかわからないけれど買ってしまっていたグッズ、ダイエットでサイズが変わってしまったワイシャツなどなど。これらは先週くらいから出品しているのだけれど、すでに数点売れていて、朝会社に出掛けるついでにコンビニに寄って発送するということを繰り返している。
 売れない物は徐々に値段を下げていって、どうしても売れなかった捨てることにしている。
 しかし、正直、めんどくさくなってきている。出品するまでに、品物の写真を撮って説明や注意事項を書かなければならない。テンプレにもなってくるけれど、個別に書かなければならないことも多い。売れたら売れたで、買って頂いた方とやりとりをしなければならない。あとから色々言われるのも嫌なので気を遣いながらやりとりをして、発送後も、相手の方から届いたことの連絡がくるまで落ち着かない。
 オークションは単純にやることが多いということによる手間のほかに、相手の顔が見えないということから、思うよりも心が消耗する。これは以前やっていたときとは感覚が違う。自分のものを売るということへのモチベーションが変わっているのかもしれない。なぜモチベーションが変わったのかはまだよく分からないので、もう少しオークションをやっているうちに気づくことができればと思う。。
 今思うことは、これからはオークションという場を使ってまで処分したいような物は持たないようにしたいと思うばかりである。