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物語の主人公になること。

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 ぼくは、自分が読んだ本だとか、観た映画、聴いた音楽の感想を考えることが苦手で、ブログでもいくつか紹介はしているけれど、感想らしい感想が書けない。あれが感想だよ、と言われれば、そうなのかもしれないけれど、ぼくはAmazonブクログなどで見る感想の多くが肌に合わない。たとえば、理解できないならどうして読んだのかと思うし、書くことがないなら読んだ理由を書きなよと思う。読んだのに文句を言うってなんだろうと思う。他人の感想をどうこういっても、結局趣味の問題で済まされてしまうことなのかもしれないが、趣味の問題だと言われると、面白いということはどういうことかと考えてしまう。  

 ぼくは、小説や映像で描かれる物語の主人公になろうとする。フィクションでなくても、ノンフィクションであれば書き手を主人公と捉えることもあるだろう。
 主人公になるということは、共感ではなく納得と理解である。共感というものは、一方的に提示される主人公とはコミュニケーションズがとれないことから、すこし難しい。だから共感というより、物語で描かれる主人公の行動や思考に納得し理解することで、ぼくは主人公になることができる。

 ぼくが面白いと思うのは、主人公のことを、まるで自分のことのように考えて、語れるものだ。物語の主人公がうまくいかなければ、こうしておけばよかったと考えたり、素敵なことが起これば、同じように感動したりする。これからも主人公になれる物語に出会いたいし、たくさんの物語の主人公になれるような、世界の広い人間になりたいと思う。