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他人の言葉

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 ぼくは今、自分の問題を先送りにしている。もっともっと、やらなければならないことがあるはずだと思いながら、こうやって時間が持て余すことしかできていない。考えても考えても、何か前に進むわけでもなく、本当は違うことを考えたいのに、もっとやりたいことがあるはずなのに手に付かない自分が嫌になっていく。見渡せば、楽しそうに会話をしている男女や、笑い声をあげている人たちがいる。ぼくはそれらを横目に、キーボードを叩く。
 こういうときは、自分を奮い立たせるような他人の言葉や名言を持っているといいのだろうか。と、実はそういうものを集めたものがあったりするのだけれど、どれもこれも自分には響いてこない。他人のための他人の言葉にしか見えない。そんな他人の言葉を自分のものにするには、その言葉の先に自分がいるという実感が必要なのだということが身に沁みてくる。
 ぼくは自分の知っていることを人に話すことが苦手で、ブログは無理やり読み手を意識しないで書いているから書くことができているけれど、なかなか人に話すことはできない。誰かが他人(ぼく)の言葉を聞いても、今のぼくが他人の言葉を聞いてイライラするように、その人をイライラさせるだけなのではないかと思っている。しかし相手のことを考え、相手が実感できる、相手の少しだけ先をみた言葉をかけてあげれば、もしかしたら他人(ぼく)が言うことでも、相手に響くものになるのかもしれないとも思う。だからぼくは元気なときに、他人の言葉を自分のために言い換えるということをしてみたい。自分の延長上に他人の言葉をもってくる。そうすれば、ぼくの知っていることを人に話すことができるようになるかもしれない。