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考えていることを何も考えずに行動する。

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 「人の目」があると、途端に身動きが取れなくなる。これは人間の本能のようだ。
 「人の目」の前に、最も身近なところで自分が歩くということについて考えてみる。歩き始めるときは、多少なりとも歩き始めるということを意識をしているから、一瞬の動作が止まる。そして歩き始めたあとは、歩くことについて無意識になる。歩き始める一瞬の停止は気にならないとして、もし歩き始めたあとも右足、左足、右足……なんて考えながら歩いていたら、ぎこちなくなるに違いない。このぎこちなさは、動作の一瞬の停止によるものだ。
 「人の目」に話しを戻そう。これから何かをしようとするとき、そのこと自体について考え始めると、身動きが取れなくなる。歩くということと同じように、実はどんなことでも、考えながら行動することはできない。つまり行動するには「考えることをやめる」という決断が必要になる。考えすぎると何も手に付かなくなる理屈はこういうことだ。
 よって行動を起こしたい場合、考えることをやめれば良いということになるのだけれど、考えるという行為は、自らの意志で考えてしまうこともあれば、自動的に考えさせられている可能性もある。自動的といっているのは、いわゆる「常識」というものや、「すでに持っている知識や経験」といったものが頭に浮かんでしまうということである。
 「常識」はつまり、「他人の目」といってもいいだろう。そして「すでに持っている知識や経験」は「自分の目」といえる。この「他人の目」と「自分の目」を合わせて、「人の目」があると身動きが取れなくなる。身動きを取りたいと思ったとき、これら「人の目」を一瞬でも消し去るための手法を持っていると有効だと思うし、とても身軽に動いていると思う人は、「人の目」を意識的に消し去る手法や能力を持っていると思っていいだろう。そのやり方については、ぼく自身はこれから見つけていきたい。このブログを書き始めるときは、まず考えていることを何も考えずに書いてみると、今日のこの記事のように、勝手に書き終わっていることがある。そしてこの「考えていることを何も考えずに」ということが、解明すべき状態だと思っている。