多層な世界の1つになりたい。

 世界は幾重にも重なった、多層な現実を持っている。

 何かを書けば、書いたこととは真逆の世界があれば、書いていない世界もある。
 書いていないことに向けることも大事なことであるし、それこそ多層な世界を想像することもあるだろう。

 それでもぼくは、書いてあることを正しく理解したい。
 書いたことをそのまま理解してもらえる文章を書きたい。

 その上で、目の前のものから想像できること、行間から読み取れること。
 書かれていない世界の想像する。
 それはもしかしたら、創造かもしれない。
 自分のなかででも、新しいことを見出して、それが自分以外にも伝わりそうだと思ったら、それをブログに書くのだ。
 多層な世界の1つになりたいと思いながら。