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ノベルゲームをつくりつつ、ノベルゲームをふりかえる。

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 ゴールデンウィーク中に、ふとノベルゲームを作成するフリーソフトであるR9(http://r9game.com/)というソフトを目にして、作成する環境を整えていた。環境作りはいたって簡単で、基本的にテキストエディタとブラウザがあればいい。公開も簡単、ウェブサーバがあれば自分で公開できるし、Dropboxでも公開ができることがわかった。

 ぼくはテキストやスクリプトDropboxにおくことで、作成環境もデバッグ用の環境もDropboxにしている。テキストを書いてはブラウザでデバッグしてをiPhone上でもパソコン上でもどこでもできるようにしている。Dropboxの公開URLさえ教えれば、誰でも今時点のゲームができるというのは画期的だと思う。さすがに今すぐ公開することはないけれど、いつでも公開できるというのは心強い。

 ぼくは元々ノベルゲーム、ADVゲームというジャンルが好きで、PCやPS3PSPPSVITAなどでやってきた。PCの場合は、もちろんというかなんというか、いわゆるエロゲーになるわけであるが。

 ぼくが最初にエロゲーに目覚めたのは、「キラ☆キラ」からだっただろうか。ロックバンドの前向きな物語と並行して進む主要キャラクターの鬱展開が素晴らしい作品だった。

 「キラ☆キラ」は瀬戸口廉也という、今は小説を書いている作家がシナリオを書いている。また、音楽面ではリアルに進出していて、本物のロックバンド「第二文芸部」が作品から飛び出している。ぼくは「第二文芸部」のCDやDVDもほとんど全て見て聞いているくらいに好きな作品である。

 似たようなアニメとしては、「けいおん!」などがあるけれど、エロゲー業界では先にやっていたということ。「キラ☆キラ」に続く作品として「DEARDROPS」がある。この作品もまた、リアルにロックバンドが飛び出していて、pricoというニコ動で活躍していた歌い手がボーカルを務めていた。続いて最近は、「僕は天使になった理由」という作品にもまたCaSというバンドが出てきて、実際にライブをしたことがある。とても可愛い感じのバンドだ。

 音楽が好きで、わりと鬱展開の物語が好きな人は、これらはお勧めである。「キラ☆キラ」はPS2iPhoneアプリにあり、「DEARDROPS」はPSPにもなっている。もちろんこちらは全年齢対象版となる。

 今日はこの辺で力尽きている感があるのだが、作家の瀬戸口廉也つながりでは、「SWAN SONG」と「Carnival」は、素晴らしい作品だと思う。小説にはなりにくい物語であると思うが、描かれる世界は極端に厳しくて、そして極単に美しい。他の作家でいえば、「家族計画」「最果てのイマ」などの田中ロミオ山田一)、「この青空に約束を」「世界でいちばんNGな恋」「WHITE ALBUM2」などの丸戸史明が好きで、ノベルゲームをつくるにあたっては、もう一度さっと目を通したいと思っている。