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変わるために、今を変える。

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(一昨日、「明日も続きます」と書いていた続きのようなものです)

 変わるということの本質は、物語を断絶すること、変わる以前を歴史にすることである。

 あのときはこうだったけど今はこうなった、という物語性を持たせているうちは、戻ろうとする弱さが残る。逆に、変わるということに、脈絡は必要ない。

 歴史とは、なんの脈絡もなく発生した出来事の点の集まりである。もちろん出来事が起こる原因はある。しかしそれは、突き詰めれば、なんの脈絡もなく起こってしまったことだ。その出来事に中途半端に巻き込まれている関係者は、終わったことすら気づかないだろう。昨日までと違う今日の変化に気づくことができるのは当事者だけともいえる。巻き込まれている人は、変化が後追いになったり、現実についていけない自分を正当化するために、納得できる物語をつくる。もちろん、物語には娯楽としての役割があり、娯楽の歴史としての物語は、後世に残すべきである。しかし物語では人間が反省しない、つまり変化としないことは、繰り返す歴史により、明らかだろう。

 大きな話しをしてしまったけれど、これは一人の人の一生における態度としても、同じことだと思っている。今を幸せになるために、昔の自分と比較したり、昔の自分を元に今の行動を決定するようなことはやめたい。昨日までの自分が、今日の自分と地続きである必要なんてない。そして未来の希望のために、今の行動を決定することもない。過去は変えられない、未来は分からないから、今一番幸せだと思うことをする。今のぼくを苦しめる現実があったとしても、今ここにいる自分に影響させてしまってはいけないのだ。