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「クーリエ・ジャポン」が面白い。

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クーリエ・ジャポン」という雑誌を一昨年くらいから定期的に買っている。「クーリエ・ジャポン」は海外の記事を紹介するということがコンセプトになっていて、最新情報や連載を除き、特集に従って記事を掲載している。
 
ここ2ヶ月の特集はこのようになっている。
『正しい「計画」を立てればきっと人生はうまくいく。』
『「言葉」こそがあなたの武器である。』
他には昨年でいうと、海外に住むとか、海外で働くとか、興味のない特集もよくあるのだけれど、自分の視点が大きくずれているとノンフィクションのドキュメントを読む感覚で味わうことができるので、それはそれで楽しく読める。テレビをほとんど見ないことから、能動的にノイズに突っ込んでいくことも、ある意味ありだと思っている。
 
掲載されている記事の元となっている国が多様であるから、ときには1冊の雑誌の中で視点や結論が矛盾していることもある。当然それぞれの国の日本に対する考え方があるし、そもそも日本のことを考えて書かれていない記事も多いはずだ。そういう記事に加えて、日本人による日本的な記事も転々としている。こう書くと一見カオスな雑誌にも思えてくるけれど、ぼくにとってはこれが面白いのだ。
 
自己啓発的な特集だけを切り出せば、「クーリエ・ジャポン」以外でも一見似たような雑誌は多い。「プレジデント」や「Big Tomorrow」「日経アソシエ」などがそうだろうか。ぼくがビジネス書を読んでいたときによく読んでいた雑誌である。
 
クーリエ・ジャポン」はこれらとは、明らかに毛色が違う。感覚的に言うと、ビジネス書にありがちな高揚感がなく、じっくりと読ませるのだ。海外の記事を日本語に翻訳する過程で客観性を帯びた文章になっているからか、海外の文章が元から客観性を帯びたものなのか。日本用に内容すらもカスタマイズしているかもしれない。
 
ぼくの理解力が弱いのかもしれないが、特集については大々的に表紙に出ているけれど、一見ポイントを外しているように思えることがある。表紙に書かれている特集であることがわかるのだけれど、いわゆるそういうフレーズを連発するような書き方をしていないからだろうか。ぼくはよく表紙を見返してしまう。
 
最後に、日本人だけが議論していたらあまり出てこないようなことの例を書いてみよう(完全な転載ではないけれど、意味は変えていない)
クーリエ・ジャポン」は、こういうことが面白いと思える人には是非お勧めしたい雑誌である。
 
・貧乏であることの知能への影響について
脳の認知能力は電波の「帯域幅」のようなものである。貧乏になる知力が低下する。慢性的なアル中の人、一晩眠らなかったときの知力に相当する。知力が乏しい人が貧乏になるのではない。お金の問題から解放されると、帯域幅が解放される。
 
・天井の高さと記憶について
デザイン思考 「環境が変われば脳が変化し、脳が変われば行動が変化する」天井の高い部屋にいる人は、低い部屋にいる人に比べて、「物事の関連性を捉える能力」や「記憶した物事について思い出す能力」が高くなる。