ラジオやYouTube、ニコニコ動画で音楽を聴かない。

最近よく、UNISON SQUARE GARDENというバンドを聴いている。先月くらいにTSUTAYAで無作為に借りたCDのなかにあったバンドである。そのときの1枚が良かったので、後日、レンタルされているCDを全て借りた。最初の1枚はたしか「CIDER ROAD」だった。このようにぼくは昔からTSUTAYAに通って、無作為に、ときには大量にCDを借りる。DMMの月間レンタルも入っているので、気になるCDはどんどん借りて聴いていくような生活をしている。以前は買うことも多かったけど、今は買う習慣がほとんどなくなっている。レンタルされないCDとか、付属のDVDなどが魅力的なときだけは買うようにしていて、それでも今年はおそらく5枚も買っていない。

音楽のCDに関しては、ここ何年かは「持たない生活」をしている。しかし学生時代の頃に新品や中古で大量に買っていたCDだけでとんでもない量になっていて、その一部を今年の夏にminikuraに送った。その量4箱程度で、何枚あるかを確認したかったけれど速攻あきらめた。

ぼくはラジオやYouTubeニコニコ動画で音楽を聴く習慣がない。なぜだろうと考えたけれど、知らない曲を無意識にうちに流されるというのが好きではないのだ。だからCDを無作為に借りると書いたけれど、借りてリッピングした後に、すぐに聴くとは限らない。とりあえずウォークマンには入れておいて、新しい音楽を聴きたいと思ったときに始めて聴く。たまにリッピングに失敗していたのをあとから気付くこともある。そのときは再度借りることになる。

あと配信もあまり使わない。iTunesとかmoraでしか配信しない限定の曲は仕方なく買うことがある程度の頻度でしか配信は買わない。一番の理由はビットレートの問題である。CDより低いビットレートは嫌だという感覚がある。現在の配信はiTunesで256kbps、moraは320kbpsになっていて、これで聴覚的にCDとの違いが分かるかというと、おそらく分からないだろう。ミドルレンジのヘッドホンアンプPHA-2を使っても、ほとんどわからなかった。しかしぼくは、学生のころのまだハードディスクがまだ小さくて、mp3の圧縮に励んでいるときに、128kbpsや192kbps程度のビットレートを耳で聞き分けていて、256kbps程度で無理矢理我慢していたという意識があることから、圧縮されたと分かっているデータを受け入れきれていないのだろう。だから、最近ようやく始まったハイレゾでの配信は、ビットレート的には一気にCDを超えることになったことも含めて、かなり期待している。これでレンタルとリッピングから解放されるかもしれない。ぼくのなかでCDは前時代のものにするまで、もう少しだ。

最後にUNISON SQUARE GARDENのことを書くと、バンドの特徴としては語りかけてくるような歌詞とメロディ、すこし迫るような歌声が好きである。好きな曲はたくさんあるけれど、あえて挙げるなら「お人好しカメレオン」「ギャクテンサヨナラ」「キライ=キライ」「23:25」「未完成デイジー」「きみのもとへ」「シュプレヒコール〜世界が終わる前に〜」「MR.アンディ」「オリオンをなぞる」「僕は君になりたい」「UNOストーリー」などが好きである。

今後は好きな音楽を書いていくというのも考えてみたい。