友人に昨日の小学生の殺人について意見を求められたので、少し考えてみる。
人間を殺してはいけないのはどうしてだろう?
ということを教えていないからだ、という意見がある。
しかし僕は少し違うような気がする。
人を傷つけてはいけないということは、
自分が傷ついたことがあれば、勝手に覚えるものだと思う。
では何故かと言えば、感情のバランスが取れていないからだと思う。
誰だって、「あいつ殺してやる」という感情を持ったことがある(?)
それをどう押さえるかと言えば、「考える」ことで押さえる。
人が何故、死ぬことを怖がるのか。
または自分が死ぬことを考えないように生きているか。
それは、その直前の苦しみが怖いからだと思う。
誰もが考えるが、考えると怖くなるから止める。
僕が思うに、本当に人を殺してしまう人は、
その想像力に欠けているのだと思う。
もしくは、その想像を超えるほど憎んでしまったか。
しかし、その場合は自分も自殺すると思う。
僕は子供に教育するのなら、
想像力を豊かになるようにするべきだと思う。
良いことも、悪いことも、とことん想像できるようになれば、
自分のことをコントロールできるようになるのではないだろうか。