恋愛

片思いは恋愛ではない。

好きという気持ちだけでは、自分自身にも、もちろん好きな相手にも、なにも影響しない。気持ちというのは、常に維持しようと試み続けるものであって、自然に気持ちを維持するということは不可能であり、不自然なことである。だから人は、気持ちを通じ合える…

墜ちていく恋と落ちていく愛

「en-taxi」という雑誌の穂村弘と藤野可織の対談記事を読んだ。そこで藤野可織は「付き合ったり付き合わなかったりすることって、事の重大さのわりにただのタイミングだと思うんですよね」と語っている。 付き合うという意味での恋愛の発生契機はただのタイ…

恋人の名前

ぼくは女性と知り合うとき、その女性の名前がとても気になる。名字ではなく、名前がどんな風なのか。それは、その女性のことはいつか名前で呼ぶことがあるかもしれないと思っているからなのだが、その名前を知るときは、いつも緊張感が漂っている。社員証の…

自分を受け入れるということ。 / 「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか(二村ヒトシ)」

自己受容。自分を受け入れることで人を愛し、人に愛されるようになるという。受け入れることができる自分とは、どういう自分だろうか。 ぼくは、自分を受け入れることができていると思っていた。今のぼくは、現実を受け入れた上で生きている。現実は自分の思…

片想いのゆくえ

ぼくは女性を好きになったら、相手に恋人がいるとか、ぼくのことなんて好きでもなんでもなくても、関係を続けたいと思う。 だからぼくは、恋人になってもらえないとわかっていて、告白をするわけにはいかない。好きな人との関係がなくなることは、その瞬間か…

恋愛における「告白」の問題

恋愛における「告白」について、以前すこし書いたことがある。そこでは、ぼくは自分から告白することはないということを書いた。それは今でも変わっていないのだけれど、ぼくの現実に突きつけられた「告白」の問題について、いまいちど書かずにはいられない。…

恋愛における「告白」という壁

恋愛における「告白」という行為は日本独特な作法らしい。真実性はさておき、今日は「告白」というものを考えていた。相手(以下、ここでは異性を恋愛として)を好きになってしまうと、とにもかくにも好きだということのほうが優先され、次第に相手の領域に縛…

女性といることが好きということ。

恋愛力を高めたいと思い、よく女性向けの恋愛サイトを見ている。男性視点で女性を見るのではなく、女性視点の恋愛観を学ぶという逆転の発想である。ぼくは男性なので、女性の気持ちを理解することはできない。これは運命で、しかたがないことだ。逆にぼくが…

恋愛対象外

男性は女性を、案外軽く「恋愛対象外」にする(らしい)。「パンケーキやポップコーンに1時間並ぶような子とは価値観が違う」とか「仕事の愚痴ばかりの子はちょっと」とか、どうでもいいことで、男性は女性を「恋愛対象外」としてしまう(らしい)。ちなみに…

ブログの歯車を狂わせる。

続いていることが終わるときは、だいたいどこか歯車が狂っているものだ。そういえばこのブログでは恋愛の話しをしたことがないと思った。何ヶ月も続けているのに、そのくらいに縁遠いものだということだったのだろう。今日なぜ恋愛を思ったかというと、ミス…