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心理学

過去の自分に言ってあげたいことなどない。

「20代の教科書」、「30歳までにやっておきたいこと」のような、または「大学生のころの自分に教えてあげたかったこと」(すべて仮称)というような、ある年代、立場に向けて書かれたであろう本やブログがあるが、ぼくはこの手の自己啓発に懐疑的である。 つ…

アドラー再び /「アルフレッド・アドラー 人生に革命を起きる100の言葉」 (小倉広)

先日アドラーについての書籍「嫌われる勇気」を読んだことを書いたが、またつい最近「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」という入門書が出ていた。「嫌われる勇気」が、哲人と青年の対話形式であったが、こちらは本の見開き右ページにア…

「誰もがみな、自己の人生を滅ぼし、未来に憧れ現在を嫌って悩む」(セネカ)を、改めて考える。

アドラー心理学では、「人生に因果はない、あるのは今を生きる目的だけである」、というのが基本的な考え方である。「過去」はすでに与えられているものであり、「今」には全く関係がない。ぼくがアドラーに感嘆した理由は、この時間的な感覚である。 ぼくは…

自己啓発の源流としてのアドラー心理学/「嫌われる勇気」(岸見一郎、古賀史健)

朝から遠方に行くことになり、新幹線の中でしばらく読んでいなかったcakes(http://cakes.mu)を読んでいた。すると、最初に読み始めた「嫌われる勇気」の連載に釘付けになった。もう連載は終わっていて、書籍にもなっているが、ぼくはcakesで読んだ。(全文が…