先週から宇野常寛のメルマガで哲学者の國分功一郎による人生相談の連載が再開された。以前の連載も、その連載をまとめた本も読んでいて、いつも感心していた。相談内容はありがちな家族、恋愛、仕事、進路などの辛い内容の相談が多いのだけれど、一貫してい…
(一昨日、「明日も続きます」と書いていた続きのようなものです) 変わるということの本質は、物語を断絶すること、変わる以前を歴史にすることである。 あのときはこうだったけど今はこうなった、という物語性を持たせているうちは、戻ろうとする弱さが残…
ぼくは過去から現在に生きてきて、現在から未来に生きていくだろう。ぼくには過去の出来事があり、未来にも何か出来事が起こる。今はブログを書いている。 人はときに、自分の人生を物語のように捉えることで、過去に意味を持たせたり、意味がある未来を描こ…
ぼくはあまり「あたりまえ」のことを言ったり書いたりしたくないと思っていた。 会社関係では「会社のためになるという意味で、あたりまえのことしか言わないしやらない」ことから、楽をしている気がして、ぼくにとって決して楽しいことが多い場所ではないと…
答えが出ないで悶々とするような問いは、そもそも問いの立て方が間違っている可能性がある。 土屋賢二の「あたらしい哲学入門」が先日文庫化されたので改めて読み直しているところである。ハードカバーで出版された当時は哲学の面白い考え方だと思っただけで…
宇野常寛のメルマガで國分功一郎が人生相談をしていたのを読んで、ぼくは毎回感銘していた。メルマガのコーナーとしてはすでに終わっているが、先日このメルマガの内容を加筆修正した書籍「哲学の先生と人生の話をしよう」が出ていたので、さっそく読んでみ…
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