職住近接が始まった。

 今日は引っ越し後の初出勤であった。今までは満員電車を避けるために朝6時くらいに起きて寝ぼけたまま出掛け、徒歩20分弱、電車20分弱かけて会社の近くまで行って、ファーストフードや喫茶店で過ごすという毎日過ごしてきた。
 そして今日、引っ越してすでに会社まで20分圏内にいるぼくは、7時くらいに起きて、何もすることがなくて、マットレスの上でぼんやりしていた。
 近くに住んでいるからといって朝から出掛けちゃいけないわけではないので、今後どうしていくか分からないが、とりあえず今日は、昨日TSUTAYAで借りてきた映画「スティーブ・ジョブズ」を半分くらい見て、会社に行く時間となった。6時くらいに起きれば、映画を1本見て会社に行けることになるし、本も1冊ないし半分程度は読むことが出来る。
 朝の電車が嫌だから会社に行くのが辛くて絶望するということはなくなった。それがなくなったこれからは、時間を持てあましてしまうことによって余計なことを考えすぎて絶望することになるのかもしれない。
 今に絶望して、今を切望する。これからのぼくが希望をもつ方法は、なんだろう。

猫の引っ越し

 昨日引っ越したあと、我が家の猫はまったく動かず、じーっと見えないところに隠れていた。ご飯も食べなければ水も飲まない。体を触っても何も感じていないようだった。  しかも隠れたところでおしっこをしてしまって、ああ、いつまでこうなんだろうと思っていた。  しかし今日は少し強引に部屋のなかを案内して、トイレの場所にも何回か連れて行って、夕方になってようやく部屋を徘徊し始めてくれた。そして徘徊しはじめたら、トイレにもいって、ご飯も食べて、ぼくがシャワーに入ったらドアを開けてきて鳴いて、急激に元気を取り戻してくれた。  猫の寿命が人間の1/7として、猫の1日は人間の1週間だとすると、この急激な変化も頷ける。  今回の引っ越しで、猫は家に居つくというのがよくわかった。なぜなら、ずっと一緒にいたぼくが居ても、まったくといっていいほど意に返さない。いってしまえば猫にとって飼い主などどうでもいいのだ。  それでもぼくはそんなの関係なしに、この猫と一緒にいたいと思う。寿命はもう、そう長くないと思うけれど、最後まで一緒にいたいと、改めて思った。

引っ越した。

 今日は引っ越しの日であった。午前中に引越業者が来ることになっていて、朝早く起きてしまったため後日予定していた掃除の一部をしながら業者さんを待っていた。引越業者の人は、営業の方と同じように、丁寧に早く荷物を運んでくれた。猫と一緒にトラックに乗せてもらったのだけれど、こういうことをしてくれる業者はほとんどないらしい。ぼくは1回目の問い合わせで猫と同乗してもいいと言ってもらえたので決めたのを思い出す。そういえば、うさぎや蛇を運んだことがあると言っていた。引越方法もシングルパックみたいなものではなく、ダンボールの用意や養生をオプションとなっていることで、必要のないことを外していけば格安で済んだ。
 水曜日までインターネットは開通しないので、iPadで簡単に書く程度だと思うけれど、そろそろブログを書き始めて1年となるので、まとめのような記事が考えてみたいと思っている。

新居の様子

 明日の朝引っ越しをするので、今日が今の家で最後の更新となる。
 今日は新居に行ってきて確認と軽く掃除をしてきた。引っ越しの箱が逼迫してしまったため、軽いトイレットペーパーとティッシュだけキャリーバックに詰めて持って行った。もう少し物を減らしたかった。毎日ゴミを袋単位で作っているけれど、それでもまだ物がたくさんある。ここ数日は新居に行ってから捨てればいいやと思い始めてしまっている。 電気と水道は出て、なぜか明日契約のガスも出たのだけど、請求は明日からだと思うので使わないようにした。電気やエアコン、シャワー、トイレの動作確認を行い、あと今日は無印良品で掃除道具を買ってきて、軽く掃除をした。7畳半の部屋とキッチンや風呂・トイレだけなので掃除は簡単だ。今の家で実際に使っているスペースを考えれば、妥当な広さだと思う。1点不可思議なことといえば、非常用の梯子が戸棚に入っていたのだけど、戸棚の扉が邪魔をして取り出せないという状況だった。これはドライバーを使って扉を外せば良さそうなので明日対処する。前の住人は、邪魔だから戸棚に押し込んだのだろうか。
 また掃除した後にフローリングに寝そべると、すぐに昼寝に入ってしまった。ぼくは固い床でも眠れる体質のようで、2,30分で起きたいときは体が痛くなる床で寝るようにしている。明日は引っ越し、新しい家に物が入ると雰囲気がどう変わるだろうか。楽しみだ。

誕生日だった。

 気づいたとき少し笑ってしまったのだが、先日9月7日はぼくの35歳の誕生日であった。9月7日のブログを見ても何の言及もなく淡々と引越しのことを書いている。クリスマスも正月もずっと同じようなテンションで書いてきたのだから、ブログとはそんなものなのかもしれない。まあ35歳にもなると、あまり年齢など意識しなくなるものだろうか。

 30台は20台後半から下降してくる体力や知力をなんとか維持しているつもりで、むしろ身体的にはパワーアップしている気がする。少なくとも下降していくものを維持しているということは、身体的にも精神的にも進化しているということだといえよう。維持できないのは髪の毛だけだけど、20台半ばにはすでに後退していたと記憶する。

 今日、引っ越しの時間が決まったことで、ほぼすべてのスケジュールが固まった。明日は新居に行って、電気と水道の確認と少し掃除をするつもりだ。35歳の船出は引っ越しであった。良い40歳を迎えられるように精進したい。